いっせーの,ライフオーガナイズ生活

kerorians.exblog.jp

息子が、初めて1人で降園しました。(その2)

おはようございます。
ライフオーガナイザー®、メンタルオーガナイザー®の、いっせーです。

先日、4歳8か月の息子が、初めて1人で保育園から自宅まで帰った件についての続きです。


私の両親に、こどもたちの保育園のお迎えをお願いしましたが、息子が両親の目を離れて1人で保育園から自宅まで帰ってきたとわかりました。

私が残業してから帰宅すると、家の中では、なんとなく、こどもたちと私の両親が、ぎこちないような・・・
息子が私を部屋の隅に手招きします。
そして内緒話のように耳元で、
「おれねー、えっとね、ひとりでおうちまでかえってきたの。」
と言います。
表情からは、私に自慢したいのか、自分の言い分を聞いてもらいたいのか、よく分かりません。
ちょっと複雑な表情にも見えました。

どうして、そうしようと思ったのか、たずねてみると、
「えっとね、おじいちゃんとおばあちゃんと○○ちゃん(妹)だけで、かえるから。」

とっさに、「そんなことないよ」と言い聞かせようかと思いましたが、
私はまだ両親から詳しいいきさつを聞いていませんでしたので、
「そうなんだね。おかあさんにわかるように、もうすこし詳しくお話できる?」と尋ねると
「おれ、うまくことばにできない」と言います。
「じゃあ、もしも後でお話しできそうになったら、お願いね。」とだけ言って、まずは夕食にしました。



夕食後に、私の父が、息子に聞こえないところで自分から見た顛末を話してくれました。
・息子が降園のときから、何かあったようで、ぐずっていた。
・ようやく保育園の建物から出て帰路に就こうと思っても、息子が歩道でじっと動かず、両親が手を焼いてしまった。
・娘は、私の母について少し先を歩いていた。
・私の父は息子についていたが、ちょっと目を離した隙に息子が走っていったようで、見失ってしまった。
・保育園の方向に走って行ったように見えたので、父は母と娘を呼び、母に保育園に戻って息子が戻っていないか聞いてくるように言い、父と娘が外で待っていた。
・息子は保育園に戻っておらず、ひとまず3人で帰宅して探そうと思った。
・私の自宅までの道のりの半分ほどのところで、息子がひとりで歩いている後姿が小さく見えて、追いつきたかったが、信号を無視することもできず、はらはらしながらそのまま帰宅した。
・自宅の玄関前で、息子と合流した。
・・・ちょうどこの頃に、心配した保育士さんから私に連絡が入り、私から父に連絡して無事を確認したので、保育園にも連絡しました。・・・
・父からは、息子に、まずは心配したこと、無事でよかったことを伝えたうえで、
「1人で帰るのは絶対にしてはいけない」
「約束を守れなかったら、○○(息子の名前)のことがかわいくなくなってしまうかも」
など、なるべく語気が強くならないように注意して叱った。

そして、父は続けて
今回、とっさのときにどう動けばいいのか、われながら迷ってしまたし、
自分の判断にはミスがあったと思うし、
言い聞かせ方や叱り方があれでよかったのか、わからないけれど、
あとは、フォローをお願いしたい、と私に話しました。


私は、一報を受けたとき、とっさに
・息子とはぐれた状況によっては、父が母を責めたりしているのではないか。
・今回のことで、父が「言うことを聞かない子」に育っていると私を責めるのではないか。
と考えて、どんよりしそうになりました。

普段、父は、たまに遊びに来てくれても、
例えばこどもたちが転んだり泣いたりしたときに、母に「ちゃんと見てやらないと」と小言を言ったり、
母の子供たちへの接し方に、ちょくちょくダメ出ししがちでした。それもかなりきつい口調で・・・
また、「絶対に怪我やヤケドをさせるなよ。大人が気をつけてやらないと。」というのが口癖で、
今回4歳児が1人で帰ったなんていったら、
「普段から、ちゃんと言い聞かせてないからだ。何かあったらどうするつもりだ」と母や私が責められるのが目に浮かぶようでした。

でも。
今回は、どんよりするのをやめにして、「どうせこんなふうに言われちゃうんだろうな」と思うのもやめにして、父の話を聞くことに集中してみました。
そうすると、素直に父の言葉が入ってくるように思いました。

私としては、「約束を守れなかったら、○○(息子の名前)のことがかわいくなくなってしまうかも」と息子に話したことが気になったので、そこをフォローした方がいいなと思いました。
父には、「息子は叱られると、自分がダメな子だと思いやすいようなので、ダメな子だから叱ってるのではないことを伝えたいと思っているのだけれど、私も試行錯誤中なんだよ」と話しました。



夕食後、なるべく普段どおりに過ごして、
寝る前に今度は私が息子に内緒話をしてみました。

「ひとりで帰ってきたんだね」 
 「うん」
「信号は全部守った?」
 「おれ、ぜんぶまもったよ!」
「おおー。全部守ったんだね。車にぶつかりそうにはならなかった?」
 「だいじょうぶだった。」
「あなたのほうの信号が青でも、まちがって走ってくる車もいるかもしれないから、これからも、ちゃんと見るようにね。車が向かってきたら、逃げようね。」
 「うん。」
「おじいちゃんもおばあちゃんも、おとうさんもおかあさんも、とっても心配したよ。でも、ちゃんと帰ってこられて、ほんとうによかったよ。まだあなたは修業中だから、これからはおとなと一緒に帰ろうね。」
 「そうする。」
「おじいちゃんとおばあちゃん、おとうさんとおかあさんが、あなたのこと大好きなのは変わらないからね」
 「(笑顔で)うん。」

最後まで、息子は自分の気持ちを言葉にできないようでしたが、安心したような様子になって、いつもの満面の笑顔が戻ってきたように見えました。

息子は、ひとりで安全に道路を歩けるようになってほしい。今回はちょっとそれが早すぎただけ。
後で笑い話になるようにしたいです。ほんとに無事でよかった。

あと、父と自分の問題まで混ぜこぜにしてしまいそうになったところをこらえて、
しっかり父の話を聞くことができたことに、以前の自分よりも成長したと感じました。

試行錯誤の連続ですが、試行していきたいです。

by green_kerorians | 2017-03-31 07:00 | 「こころ」のオーガナイズ | Comments(0)