いっせーの,ライフオーガナイズ生活

kerorians.exblog.jp

子宮腺筋症のこと(その2)〜「運動会はいつですか?」

前回の続きです。

(自分の考えの整理と、記録のために、子宮腺筋症と子宮摘出手術に関連する記事を書いてみることにしました。不定期で続くと思います。興味のない方は、スルーしてくださいね。)

5年近く前に長期入院して出産した病院で、紹介状の手続きを終えて、診察まで待ちましょうと待合室に案内されました。

産婦人科の廊下を早足で歩いていく見覚えのある姿が。
かつて主治医だった方でした。
今回の診察は別の医師に決まっていたので、お会いできないと思っていました。
忙しいかな、と一瞬思いましたが、思い切って声をかけたら、先方も気付いてくれました。
「久しぶりですね!今日は○○先生の診察でしたよね」・・・どうして知ってるのかな。
私よりもずっと若いのですが、当時から、とても冷静で分かりやすく説明してくれて信頼できる方でした。
ご挨拶できて、とてもうれしくなりました。

その後、予約した時間よりも30分以上遅れて診察が始まりました。
初めてお会いする医師で、少し緊張しながら診察室に入りましたが、
先生は開口一番、
「はじめまして。どうぞよろしくお願いします。
 この病院で出産されたんですよね。全部、記録読ませてもらいましたよ。
 □□先生(前の主治医)からも、当時のことは聞いています。
 いやー、ほんとによくがんばりましたね。
 お子さんも元気なんですね。ほんとによかったですね。」
という話から診察を始めました。

そして、
「本当によくがんばってくれた子宮なんですが、現在はちょっとやっかいなことになってしまっているんですね。
 年齢的に、閉経まではまだ長いので、薬で乗り切るのは確かに難しいと思います。
 QOL(生活の質)をあげるためには、子宮の摘出手術はよい方法だと思います」
「せっかく予定手術ができるので、焦らずにリスクを減らして手術の効果を高める方法でやっていきませんか。おなかを何回も切るのは大変なことですし。」
と、今回の方針をとても分かりやすく説明してくれました。

職場の上司に事前に相談してみたら、今年の3月中に手術を終わらせられたらいいねと言われたことを話しましたが、それはあまり勧めたくないということでした。
理由は、とても納得できるものでした。
・私の貧血レベルだと、輸血する可能性が高くなる。
・ホルモン療法により擬似閉経の状態にして、子宮を小さくしてから手術した方が、効果的である
・もしも術前のホルモン療法をもってしても、腫瘍マーカーの数値が下がらない場合は、他の原因が考えられるので、それを見逃さないというメリットがある


「・・・で、お子さんは保育園に行っているんですね。
 運動会は、いつですか?」
「??? 運動会は、6月下旬です」
「では運動会が終わってから手術する、というスケジュールでやってみましょう。手術後に無理して走っちゃったりしたら心配ですしね」

その後、手術前にする検査や治療、その時期や期間などの説明がありました。


今回担当してくださる医師がすごいなーと思ったことは、
・目的を明確に示して、それに本人が納得していることを確認している
・目的に向かっていく目標(今回で言えば検査やホルモン治療と手術そのもの)の内容と時期を明確に示して、本人が理解していることを確認している
・目標に向かうために、さりげなく励ましを与える言葉を選んで本人に掛けている
・・・これって、自分の仕事にも生かせるな、と思いました。

手術に向けての治療や、入院期間や自宅療養期間には、仕事を休む必要があるし、
家族にも負担をかけるだろうし、さびしい気持ちを味わうことにもなると思うのですが、
「上司や同僚に説明して、調整しよう」
「家族の協力をお願いして、いっしょに乗り越えよう」
と、今は前向きな気持ちになれています。

まずは、検査や治療をこなして、淡々と準備していきます。

次回に続きます。

by green_kerorians | 2017-01-25 07:00 | からだのメンテナンス